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【食物アレルギーを伴うアトピー性皮膚炎の患者さんへ】

Ⅰ.食物とくに卵、牛乳、大豆等の食物アレルギーのアトピー性皮膚炎への関与が話題になっています。一般的には 2~3歳までのアトピー性皮膚炎は卵、牛乳、大豆に対してアレルギーを起こし、4歳以降はダニ、カビ等の環境要因によってアレルギーを引き起こすといった様なケースが一般的です。

 

Ⅱ.「食物制限の考え方」食物アレルギーの原因がわかった場合、除去食を摂取させるべきか悩むところです。当院では、2つの理由で2つの条件が合う場合は、除去食を勧めています。

 

●2つの理由とは?

(1)アレルギーマーチといって、例えば卵アレルギーを放置しておくと卵、大豆、小麦と次々にアレルギーを起こす食物の数が増えていくケースがあるからです。

(2)先に述べましたように、卵アレルギーがあると数年してダニアレルギーに変化していくことはよく知られています。つまり、卵アレルギーを放置して漫然と卵の摂取を行っていると、当然のごとく卵に対する抗体価は高くなりますが、次にくるダニの抗体価も、高値だった卵の抗体価に相関して高くなります。言い換えれば卵を無制限に摂取した場合、結果として喘息やアレルギー性鼻炎の原因になるダニの抗体価を上げることになり、喘息、アレルギー性鼻炎を誘発する可能性が高くなることを予知しています。

 

●2つの条件とは?

(1)2~3才迄の中程度ないし重症のアトピー性皮膚炎の場合であること、それ以外の軽度の場合は厳格な食物制限を行わず、通常の外用薬、内服薬のみで十分治癒することができるとかんがえられます。

(2)皮内テストあるいはRAST検査上、原因となる1つないし2つ迄の症例であること それに対し、すでにアレルギーマーチの状態で数種類のアレルギーを起こす物質が明らかな場合は、すべての食物に対して制限は行いません。なぜなら食物制限が広範囲にわたる場合、成長遅延や、体重減少の危険性があるからです。この場合当院では皮内テストの上、強陽性の食物のみの限定した食物制限を行いそれと平行して回転食とインタールの内服薬による治療を勧めて居ます。 回転食とは、数多い食物を朝、昼、夕、また1週間の間で食物の品目を交代しながら摂取する方法です。

 

つまり例として、朝はパン、昼は麺類、夕は米飯にし副食を多種類少量に摂取することです。 言い替えれば、漫然と1つの食物を頻繁にかつ、多量に摂取することが食物アレルギーの原因物質に、誘導する危険性をはらんでいるからです。

 

それに対して回転食にすることによって、食物がアレルギーの原因物質になることを防ぐとともに、すでに原因物質となっていても続けて摂取しないため、現在以上の抗体価(アレルギーの程度を示す値)を低く維持できるからです。また、インタールの内服薬による治療とは、通常蛋白質は腸管でポリペプチドからアミノ酸になってから吸収されますが、ポリペプチドの形での吸収亢進が食物アレルギーの原因とされ、それをインタールが抑制することにより、食物抗原への侵入を阻止し、アレルギー症状の発見を抑制する方法です。しかしこの場合、インタールを必ず食前に確実に内服しないと、十分な効果があらわれないので注意しましょう。また、インタールの内服薬それ自体は体内に吸収されることなく、ほぼ100%腸管でとどまり、薬自体の副作用はほとんど報告されていません。

{Keyword: 食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、卵、牛乳、大豆、アレルギーマーチ、回転食、インタール}




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