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【ジベルばら色粃糠疹とHHV-6、HHV-7】

1997年のDragoらの報告により、ジベルばら色粃糠疹においてHHV-6、HHV-7の再活性化が注目を集めるようになった。①②
1999年Yasukawaらは、ジベルばら色粃糠疹患者からの末梢血単核球(peripheral blood mononuclear cells:PBMC)を材料として、通常のPCR法を行いHHV-6DNAの陽性率は14例中6例(43%)HHV-7DNAの陽性率は14例中1例であったとしている③
HHV-6、7はともにβーヘルペスに属し、いずれもCD4陽性T細胞に高い親和性を有し、ウイルスの初感染は幼少期に起こり、その後はPBMCや唾液において潜伏感染の状態にあるという。HHV-6の感染は、生後3~6カ月ごろに起こることが多く、3歳以降の抗体陽性率は80%以上である。HHV-7の感染は、通常生後18カ月~3歳の間に起こり、5歳以降の抗体陽性率は90%である。
健常成人において、通常のPCR法を用いた場合、HHV-6,7の検出率は唾液では80~90%、PBMCではおよそ70~80%である。したがって、ジベルばら色粃糠疹におけるHHV-6,7の検出はウイルスの再活性化をみるものでなければなく、ウイルスmRNAの検出が必要となる。
Watanabeらは④⑤、皮疹部のウイルスmRNAの発現とその局在を比べ、ジベルばら色粃糠疹の皮疹部では浸潤している単核球に8例中6例で、HHV-6mRNAの発現、8例中8例でHHV-7mRNAの発現をみている。

参考文献
①Drago F. Ranierr E. Malaguti F et al: Lanet 349:1367-1368,1997
②Drago F. Ranieri E. Malaguti F et al: Dermatology 195:374-378,1997
③Yasukawa M. Sada E. Machino H. Fujita S: Br.J. Dermatol 140:169-170,1999
④Watanabe T. Kawamura T. Jacob SE et al: J. Invest. Dermatol.119,793-797,2002
⑤渡辺孝宏、皮膚アレルギーフロンティア、vol17,No.52-54,2009

(2009.12.1)

{Keyword: ジベルばら色粃糠疹、HHV-6、HHV-7、PBMC(末梢血単核球)、CD4陽性、T細胞、βーヘルペスウイルス、ウイルスmRNA}




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